正義のセ
正義のセ ♯10
いや、ほんとに早いですねぇ。
今回は最終回と言う事もあってか、一番巨大な相手、つまり政治家絡みのエピソードでした。
今回の焦点は、政治家の息子が本当に正当防衛故に相手を殺害してしまったのか、それともそれは虚偽の証言なのかと言うところでした。
被疑者は政治家の息子。
殺害されたのは調理人で、傷害罪で服役していた過去があります。
互いのバックボーンを鑑みるに、一見、政治家の息子に圧倒的に正当性がある様に思えまが・・・。
しかし、まぁ、かなりベタベタなシチュエーションで、ちょっと笑えてしまいますねぇ。
このドラマは最後までベタなノリで終わるんですねぇ。
正義のセ
正義のセ ♯9
さて、先ず、冒頭の小学校での出前教室のシーンは何の意味があったのでしょう?
事件解決後に再び小学校でのシーンを出して、本編と上手に絡めると思ったのですが、本編とは全く関係ありませんでしたねぇ。
個人的には子供たちの行う模擬裁判を見てみたかったところですが、そこはバッサリカット。
無駄がいけないとは思わないのですが、あまりにも脈絡が無さ過ぎる様に感じてしまいました。
今回の被疑者、村井は一度は自らの犯行を認め起訴されるのですが、村井とは別の郷田と言う男が真犯人として改めて起訴された事により、村井の痴漢行為は冤罪だったと言う事で、放免されます。
これにより、凜々子の判断ミスが疑われ、マスコミにも盛大に取り上げられる訳ですが、実際は村井は別の痴漢の容疑者だったと言うオチでした。
正義のセ
正義のセ ♯8
本当に轢いた事に気付かずにその場を後にしたのなら報告義務違反。
逆に、知っていて敢えてその場を後にした場合は救護義務違反、つまり轢き逃げになります。
故に、被疑者の認識の裏づけを取ることから始まりました。
当初は被疑者の証言の真偽を問う事が本質の様なミスリードから始まりますが、同乗していたのが有名な芸能人であると言うワードが出た瞬間に、被疑者が自己犠牲を払っていると言う事が観ててすぐにわかってしうのはちょっと残念かな?
とは言え、2人の共同謀議の有無を暴くのは中々難しいとは思うので、どんな方法で真実に辿り着くのかが見所でもあります。
が、しかし。
今回も結構なご都合主義な展開だった様に感じてしまいました。
正義のセ
正義のセ ♯7
1話目を除けば、今回が一番面白いエピソードだったんじゃないかと感じました。
怪我を負った園児の件は切欠であり、本質は更に根深いところにあると言うのは、現代に於ける待機児童問題と上手にオーバーラップしています。
現実社会に於いても、子供を保育園に預けられない親御さんは沢山いる訳で、そう言う意味では、保育園側がある種殿様商売的な側面を持ってしまう、或いは、そう言う気質で運営してしまうところが増えてもおかしくない訳です。
保育園を巡るダークサイドと言う、ともすればかなり重厚にならざるを得ないテーマを、ライトな劇のスタンスを崩さずにで上手く纏めた良い回だったのではないかと思います。
正義のセ
正義のセ
正義のセ ♯5
被害女性と不倫関係にあり、殺人を疑われている大学教授役の高嶋には原田龍二が扮します。
原田さんと言えば、今はやっぱり5時に夢中でのMCが印象的ですね。
見た目とは逆に、かなりの天然キャラである原田さんですが、相棒では比較的素の彼っぽいキャラの役を演じてる様に感じますが、今回はかなり素とはかけ離れたキャラで、ちょっと新鮮に感じました。
高嶋のアリバイを隠蔽するのに一役買っている、医療機器メーカーの部長に扮するのはTKOの木下隆行。
すっかり俳優としてもお馴染みになった木下さん。
今回はかなりステレオタイプな関西人を演じてましたね。
被害女性の三宅香織役には佐藤めぐみ。
佐藤めぐみちゃんと言えば、やっぱり金八シリーズに出演していたのが印象的です。
もう、すっかり大人の女性なんですねぇ。
ちょっとビックリしてしまいまいた。