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ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯26

しかし、最初から最後まで本当に何がなんだかよくわからない物語でした。
面白いとか面白くないとか言う次元にさえ到達していない、ただただ現象をつなぎ合わせているだけの掴みどころのない作品だったと言うのが正確でしょうか。
或いは観ている私に理解力が乏しいと言ってしまえばそうなのかもしれませんが、それにしてもこれ程理解に苦しむ作品も珍しいと言った印象を拭えません。

まず、ベルリをはじめとした各主要キャラが何の為に戦争行為を行っているのかがさっぱりわからない。
又、各勢力の戦闘目的意も全く理解できない。
つまり、物語に軸が全く見えない訳です。
軸が見えない状態で現象だけが通り過ぎていくので、観ている側は完全に置いてけぼり。
これってかなり致命的だと思うのですよね。
仮に物語の中で物語の軸となる部分をワードとして提示していたとしても、それが視聴者に伝われなければ全く意味を成しません。
出来るだけ物語の骨子を分かりやすく見ている側に伝えるのは非常に大切だし、一概ではないですが、それは製作者の義務でもあります。
なぜならば、物語の軸が視聴者に理解できないのであれば、単なるプロモーション映像であり、ともすれば製作者のマスターベーションに過ぎないからです。
面白い、面白くないと言うのは、物語を理解出来た上で始めて語れる事であって、それが製作者側の事情、つまり作り方によって生じている事であれば、それはもう作品として評価する基準にさえ到達していないと言っても過言ではありません。

私はネットでの他の人の感想などは見ないのですが、今回の作品に関しては色々感想を見てまわってみようかと思ってしまいました。
或いは私の理解力が不足していて作品を理解できていないのかもしれないし、もしかすると絶賛している人もいるかもしれません。
そうであれば、私自身がもっと物語を見る目を養う必要があるし、私自身がこのアニメを理解できなかった事を反省する必要があるでしょう。
ですが、逆に、もしこのアニメに対する世間の反応が私の感想と乖離が無いものであるのだったら、一ファンとしては非常に空しい思いが拭えません。
かの名作、機動戦士ガンダムを生み出した富野監督の最新作がこんな作品とは…。
もう、枯れちゃったんですかねぇ。
「大地に立つ」が「ガンダム大地に立つ」へのオマージュだったのは想像が付きますが、正直、この作品とファーストガンダムを同じ土俵に並べて欲しくありません。

まぁ、でも、坑道にズゴックのスクラップがあったのは、ちょっとだけ嬉しかったかな。






ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯25

大気圏突入に伴う戦闘はガンダムでは定番です。
ところどころに過去作品でのワードが登場したのは旧作ファンにとっては嬉しいところです。
ファーストガンダムでは映画版で無きものにされてしまった耐熱フィルムもそのひとつでしょう。
こんな形でまた耐熱フィルムなんて単語が聞けるとはねぇ。
旧作のワードと言う意味では、ベルリの母親と一緒に飛行機に乗ってたおじさんが言ってた台詞もそうですね。
「時代の傍観者」的な台詞はZガンダムでシロッコが言っていた台詞です。
やっぱり富野監督の癖みたいなものなんですかね?

さて、いよいよ来週は最終回。
正直、物語の軸がさっぱりわからなかった作品ですが、どんなエンディングを用意しているのでしょう?







ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯24

どうでもいいですが、最近やたらとユグドラシルと言う名前を耳にしますねぇ。
この作品もそうですが、銃皇無尽のファフニールや仮面ライダー鎧武でも出てきましたね。
で、そのユグドラシル。
植物の名前のはずなのに、何故ピラミッド?
と思いましたが、なるほどね。
出すビームが植物状になると言うのが名前の由来って訳ですね。
あのビームは中々斬新なアイディアだと思います。
が、ビームって曲がるのかなぁ?
まぁ、未来の話なので、あまりかんがえちゃいけませんね。
最終的にはベルリに駆逐されてしまうユグドラシルですが、あれは、ファーストガンダムに於けるビグザム戦を彷彿とさせていた様に思います。
ちょっと懐かしいって思ってしまいました。






ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯23

ニュータイプの音って言っても、あの「キラリン!」って音の事を言っている訳じゃ無く、抽象的に表現しているだけだと言うのは言うまでもありません。
敵方の指揮官と、例のビームの帯を沢山纏っているモビルスーツのパイロットが恋仲で、そのモビルスーツが落ちる時の絆の様なものをベルリが感じて寒気を覚えていると言う事ですね。
この表現は昔のガンダムでも結構よく使われている演出で、一番有名なのは、アムロがララァを落としてしまった時ですね。
逆襲のシャアではクェスが実の父親、アデナウアの乗る船を落とした時に似たような表現がされていました。
富野氏のガンダムの中心におきたいテーマとして「ニュータイプ」と言うのはどうやら譲れない部分であり、自分以外の監督の作品に於いても、「ニュータイプ」の要素を盛り込んで欲しいなんて事を言っていた様に思います。
今作は富野氏自身の作品なので、当然の如く、ニュータイプの概念が盛り込まれる訳ですが、随分終盤になって出てきたなぁ。
正直、もう少し早い段階でニュータイプと言う単語が出てくると思っていました。
しかも、サブタイトルで出てきているだけで、本編でニュータイプと言う単語は今のところ出てきていません。
何か考えがあるのかな?







ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯22

ヤジロベエみたいなモビルアーマー。
あれの開発意図はナンなんだろう?
どう考えても安定性に欠けると思うのですが・・・。
まぁ、もちろん宇宙空間であれば問題はありませんが、着艦とかやり難いよね、絶対。

ラ・グーが中々不気味でした。
彼は何故あんなに長生きをして、何故体が痩せ細ってしまっているのでしょう?
不思議と顔だけは若いままなんですよね。

モビルスーツが船の表面のメンテナンスをするシーンと言うのはファーストガンダムでもありましたが、この作品はそう言った戦闘以外にモビルスーツが用いられる描写が多いですね。
日常にもモビルスーツが役立っているって言うのが垣間見れるのは楽しいと思います。






ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯21

コロニー内の海が外部に流出したとして、そうするとコロニーの内部の気圧って変わらないのかなぁ?
あれだけの量の水が流出してしまった訳だから、当然著しく水位が低下すると思うので、単純に空気が薄くなる様に思うのですが…。
まぁ、調整されるのでしょうね。
あと気になるのは宇宙空間に飛び散ってしまった海水。
後で集める事は出来るのでしょうか?
又、仮に集められなかったとして、それを補完する為には別の場所から海水を搬入するしかありません。
とすると地球しか無い訳ですが、そうなると、あの穴ひとつで相当な大修理になりますねぇ。
付け焼刃としてモビルアーマーで穴を塞いだまではよかったとして、水をあれ以上流出させる事なく、モビルアーマーをどけ、更に穴を塞ぐって、想像以上に大変そう…。






ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯20

ガンダムの物語の中で最も科学考証のディティールが細かいと感じます。
前々回もありましたが、距離の錯覚を起こす描写は「確かに!」と感じてしまいます。
宇宙空間には大気が無いので、比較的遠くの物体でもはっきりと視認する事が出来ると考えると、自分の感覚よりも実距離は遠いって事はあると思います。
GアルケインからGセルフへ乗り移る際のベルリの躊躇も「なるほどなぁ」と思いました。
あの時、彼は姿勢制御できるものを持ち合わせていないし、又、モビルスーツのコックピットから見るよりも実際の2機の距離があるとすれば、そりゃ躊躇します。
宇宙空間に投げ出されれば、それは即刻命取りになる訳ですからね。

ベルリたちが戦闘で破壊したコロニー(?)の底面を破壊し、そこから海水が流れ出します。
ベルリはそれを伝って、コロニー内に進入しますが、あれ可能なのかな?
相当巨大な質量が小さな穴の一箇所に掛かっています。
つまり相当な水圧が壁を基点に掛かっていると思うのですが、あれ、モビルスーツ耐えられないんじゃないかなぁ。







ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯19

個人的にストーリーには何にも感じるところがなくなってしまったので、観方を変える事にしました。
流石にここまで観てしまったので、観るのやめるのもアレなので・・・。
このアニメの良いところと言えば、やっぱり綺麗な絵で迫力あるロボットのアクションが見れると言う所だと思います。
又、世界観と言うか、設定と言った方がいいかな?
良く考えられているとも思うので、そう言う部分に重きを置いて観て行こうと思います。

先ず、船の中でのランニング。
これは2001年宇宙の旅等でも観られましたが、実際、あんな風に宇宙船に乗っていた場合、どうしても運動不足になりがちになるのは想像に難くありません。
あんな風に船自体を利用して、体力維持の為の運動をするって言うのは「なるほどな」と感じてしまいます。
クレッセントシップに関して言えば、相当大きな船なので、リング状の重力ブロックを走るだけでも相当な距離になりそうですしね。
又、この重力ブロックが色んなセクターに分かれていたと言うのも興味深い。
畜産ブロック?もあるなんて、よく考えられていると思います。
ところでこのリング状の重力ブロック。
初代ガンダムの宇宙船にはそう言う概念はありません。
遠心力による重力発生と言う概念はZガンダムのアーガマでは表現されていましたね。
そう言う意味では技術的に一番進化しているのは初代ガンダムの世界なのでは?・・・。







ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯18

戦闘シーンは相変わらず流石だと思います。
アレだけの臨場感を持たせながら、沢山のロボットがグリグリと動くって、結構凄い事なんじゃないかな?
ビームマント(?)のヤツとベルリの戦いも非常に迫力があったし、各軍の乱戦も良く描けていたと思います。
でも、肝心のストーリーが相変わらずよくわからないんだよなぁ。

とりあえずクレッセントシップはベルリたち姉弟が縛りを解除する鍵になっているっぽいのはわかったけど、で、結局あのクレッセントシップって言うのは何なんだろう?
或いは先週までの内容に説明があったのかもしれないけど、全っ然っ頭に入ってこない!!
うーむ困った。
こうなると、単純にモビルスーツが動くのを楽しんでるだけのアニメになってしまって、ストーリーは二の次っぽくなってしまう。
観方としては非常に穿っているよなぁ。
まぁ、しょうがないか・・・。








ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ ♯17

正直観るのが辛くなってきているのですが、もうここまで観てしまったからなぁ。
24話までやるとすれば、もう、あと少しなので、がんばって観ようかと思います。
って、がんばって観なきゃいけないのって、言語道断だよなぁ。

展開もキャラの行動も唐突過ぎて付いていけない。
前回のベルリの感情の起伏の激しさも大概ですが、今回の展開も大概だと思います。
結局彼らの行動指針ってナンなんだろう?
戦闘を開始したかと思えば、次の瞬間には掃除合戦になっている。
支離滅裂にも程があるんじゃないかな?
又、やっぱりナレーションによる解説はこのドラマには必須だと思うのですよ。
各勢力、キャラの関係が物語りを観ているだけではしっかりと把握できない。
行動原理が一切理解できない以上、なんの感情移入も出来ない。
一言で言えばキャラが全然立ってない。
もう少し物語の構図が理解しやすい様に工夫して欲しかったと言うのが正直なところなのですが、ここまで来てしまったからもう無理ですよね。







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