自分に好意を持っている可愛い女の子がいる場合、自分自身に特定の相手があったとしても、正直、男は心が揺らぎます。
据え膳食わぬは男の恥とも言う訳で、そう言う意味では、積極的に自分にアプローチをしてくる美都に心が揺らいだと言うのが本音なのでしょう。
半年位たったら勿体無かったと感じるのだろうと言う感情は言い得て妙と言うかなんと言うか。
ただ、そこで一線を越えるか超えないかで様々な事が大きく変化する訳で、特に光軌の様な正直者には相当辛い事になる訳です。
後悔先に立たずと言うヤツですね。
バカｖｓサイコパスの戦いが激化してきた感があります。
利己的な美都は相変わらずとして、涼太の奇行が中々に恐ろしい。
正直、涼太の落としどころがどこなのか、今のところわからないと言えばわからないのですが、あの様子だと、浮気は良しとするので、なるべく隠れてやってくれって事なのかな？
但し、浮気は良いけど、自らの妻を放棄する事は許さないと言う事なのでしょうか？
ただ、一応、嫉妬の様な素振りも見せるので、単なる執着とも違う気がするので、そう言う意味でも涼太の感情が中々理解し難いものがあります。
しかし、美都の行動を制約するのは意外と簡単だと思うのだけどなぁ。
例えば、探偵を雇うなりして美都と光軌の浮気の証拠こ掴めば、結構な金額を双方に請求する事が出来るはず。
美都自身は甘んじて慰謝料を払うとしても、光軌に慰謝料の請求があるのは美都としても困るはず。
光軌に迷惑を掛けない為にも涼太に従わざるを得ない事になるはずなので、美都を縛るのは割と簡単に出来ると思うのですけどねぇ。
さて、ここにきて俄然本領を発揮してきたのが麗華でしょう。
美都と違って、人の良い光軌にとって、良心の呵責を増長する様な麗華の言動はかなり精神的にくるものがあるに違いありません。
これからおそらくは麗華による光軌へのイジメが始まる事は間違いないでしょう。
光軌的には家庭では麗華にプレッシャーを掛けられ、外では美都に迫られと、八方塞がり状態になりそうです。
又、ここにきて小田原が具体的に行動を開始しましたが、これも不気味です。
彼の目的は何なのでしょう？
