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嘘の戦争

嘘の戦争 ♯5

30年前の事件の発端となったバカ息子の片割れ、九島亨がターゲット。
演じるのは、あの名優、平幹二朗氏の実の息子である平岳大。
印象としては割と質実剛健なキャラクターを演じることが多かった様な気がしますが、九島亨の様なクソ野郎もちゃんと演じる事が出来るんですね。
ちょっとビックリ。


相手の自尊心を利用して近づいて陥れると言う作戦ですが、まぁ、言ってしまえば美人局ですね。
ハルカに九島の相手をさせて弱味を作る訳ですが、あれ、実際に二人は関係を持ったのか否かと言うところも気になります。
又、所々でハルカが見せる浩一への愛情と嫉妬が今後のドラマにどう言う影響を与えるのかも気になります。
個人的には、今回、その綻びが決定的なものになるのではないかと思っていたのですが、もう少し先の話になりそうです。

又、百田らも浩一に対しての猜疑心を持っている事が前回描写されていましたが、今回はまだ普通に仲間として接していました。
ハルカと百田に裏切られたら浩一は大ピンチになるので、このドラマの最後の盛り上がりになるのでしょう。

更に、六車と言う人物の名前が頻繁に出てきました。
相当危ない人物だと言うのが二科親子の会話から察する事ができます。
或いは、この六車と言う人物と、ハルカと百田らの裏切りで、ダブルパンチ的に窮地に陥ると言う展開なのかもしれません。

さて、やっぱり二科隆の行動は解せませんねぇ。(笑)
あそこまで近づく事が可能なら、もう、とっくに浩一の正体くらい掴んでもおかしくないでしょ?
って言うか、直ぐにわかりますよ、普通。
オリジナルドラマとしては割といい線いってると思う本作ですが、この点が大きく全体の雰囲気の足を引っ張ってると思います。
マヌケ過ぎでしょ、いくらなんでも!




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