やっぱり、復讐劇はこうじゃなくてはね。
今回のゲストはジュディ・オング。
彼女は前作、銭の戦争では重要な役回りでしたが、今回は一話限りの登場っぽいですね。
すっかり貫禄のある女性が板についてしまった感のあるジュディさん。
不思議と彼女が画面に映ると画が締まる感じがします。
で、今回のジュディさんの演じるところの四条と言う政治家の息子が浩一の家族が殺される直接の原因を作った一人と言う事で、浩一もストレートに怒りをぶつける事が出来る相手でもあります。
で、そのバカ息子の四条司が、これ又、絵に描いた様な清々しい迄のバカ息子で、こうまでパラメータをバカに振ったキャラも珍しいのでは?
欲を言えば司がもう少し悪意のあるキャラだったら復讐が気持ちいいのですが、まぁ、あれはあれで中々良いヒールだったのではないかと思います。
先週の感想でも書いた通り、やはり見ていて納得できないのが隆。
浩一を疑っているのなら、何故もっと徹底的に身辺調査を行わない?
探偵を雇って浩一を張ってれば数日の内に正体がわかりますぜ?(笑)
まぁ、それじゃドラマが盛り上がらないかもしれないですが…。
さて、今回、地味にドラスティックな展開がありました。
今まで一糸乱れぬチームワークを見せていた詐欺グループに綻びが見え、浩一の野望達成に於いて今後の展開に暗雲が立ち込めているのが示唆されています。
ハルカの嫉妬と百田、八尋の裏切りで、浩一が今後窮地に追いやられるのが想像できます。
今後は孤軍奮闘する事になるのかな?
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