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嘘の戦争

嘘の戦争 ♯1

SMAP解散後、元メンバーでいち早くドラマで主役を張る草彅剛。
彼が主演するドラマは面白いものが多いので、今回の嘘の戦争も非常に楽しみです。
因みに「~の戦争」と言うのはシリーズの第二段と言う事で、前作は銭の戦争でした。
ただ、銭の戦争は韓国のドラマのリメイクだったのに対し、今作はオリジナルドラマなので、名前こそ共通しているのですが、続編と言う訳ではないようです。


まず、冒頭のパーティーシーンが前作の銭の戦争を踏襲しているのにニヤリとしてしまいます。
又、前作と同様、主人公の復讐達成が物語の軸になっているのも共通しています。
草彅君が今回演じるのは、なんと詐欺師。
演技の幅が広い草彅君ならではの役どころなのではないかとも思います。

ところで、このところ中々業績の振るわないと言われているフジテレビですが、今作は非常に気合が入っている様に感じます。
草彅剛と言えば必ず直ぐ横で脇を締める名優、大杉漣をはじめとして中々豪華なキャスティングがフジテレビの本気を感じさせます。
前回はジャニーズのバーター(?)が2人いたのに対して、今回は菊池風磨君だけと言うのは、やっぱりSMAP解散が影響しているのかも知れませんね。

今回のドラマ、もちろんドラマとしての誇張があるのは確かなのですが、中々実際の詐欺師を上手く描いていると思います。
ターゲットを徹底的に信じさせてコントロールする。
某番組でやっていたAOSKを思い出しました。
即ち、A安心、O驚き、S嫉妬、K囲い込み、です。
今のところAとOの段階ですが、今後SとKを行うのでしょう。
劇中ではrealityとutililityと言ってましたね。

あ、そうそう。
ややご都合主義的な部分が目立つところもありました。
一番はやはりタイで五十嵐と再会するところでしょう。
都合よくタイで仇に遭遇したと言うのは、いくらなんでも無理があるかな、と。
又、その仇が、分りやすくご親切に腕に痣があると言うのもどうなんだろ?
しかも医者ときたもんだ。
医者があんな刺青みたいな痣を腕に入れるかな?
まぁ、そこらへんも理由付けがあるのかもしれませんけどね。

個人的に今回一番戦慄を覚えたのは、浩一に追い詰められてボロボロになった五十嵐に近づいて、入れ知恵をするハルカです。
多分、ああやって人って堕ちていくんだなぁと感じて怖くなってしまいました。

そんな五十嵐も仇の中ではトカゲの尻尾な訳で、浩一の復讐劇は次回以降、より過激になって行くのでしょうから、是非、驚きのギミックを多々用意しておいて欲しいところです。









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