一つは三瓶に対する復讐。
もう一つは百田の裏切りによる二科家の浩一に対する逆襲。
先週に続き、とても面白い回だったと思います。
三瓶に対する復讐は当初からハルカが反対していた通り、視聴者としても、あまり見たいものではありませんでした。
ですが、予告編ではホテルのラウンジで浩一が盛大にアイコラ写真をばら撒くシーンが流れていたので、結果は決まっているものだと思い込んでいました。
まさか空想の映像だったとはねぇ。
予告を含めて視聴者に対するミスリードだったのですねぇ。
これは一本とられました。
中々に巧妙なギミックだったのではないでしょうか？
又、浩一の三瓶に対する復讐の最後にあったのが、三瓶への感謝と、三瓶親子の新たなる幸せに繋がっていたと言うのも実に良い演出でした。
あのシーンのお陰で、浩一と言う人間像がより深いものになったのではないかと思います。
それにしても草彅剛と大杉漣って何回絡んでるんだろう？
親子だったり、婚約者の父親だったりと、それこそ色んな役柄で絡んでいるのですが、ちゃんと毎回その役に見えるのだから凄いですよねぇ。
二人とも実力者なんですねぇ。
騙し騙されが詐欺師の世界と言う事で、例え仲間内であっても信用が出来ないと言うのは中々説得力があります。
浩一と組んで分け前を貰うか、それとも直接二科と交渉して高額をせしめるか。
当然、プロの詐欺師であれば後者を選択するでしょう。
相手が相手だけに、或いは、一生食える程の金を貰う事も出来るかもしれませんからね。
百田のとった行動は実に理にかなっていると言えます。
結果的に浩一は一気に窮地に陥る事になる訳ですが、一つ解せないのは、同じプロの詐欺師であるはずの浩一が、仲間の裏切りを想定して行動していなかったって事でしょう。
ましてや過去に裏切られた前科があるのであれば余計に警戒して然るべきなのに、それをしないとは、実に迂闊。
まぁ、あそこで浩一を窮地に追い込まなければ最終回の怒涛の展開が出来ないのでしょうけどねぇ。
で、その百田に手を貸しているカズキですが、何やら不穏な動きをしています。
彼が最終的に浩一に手を貸すのは確実でしょうね。
いよいよ来週は最終回。
どう言う落とし方をするのでしょう？
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