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あすなろ三三七拍子

あすなろ三三七拍子 ♯4

そもそも年齢的に無理しているのでぎっくり腰にもなるかと。
お医者さんも言ってましたしね。
シナリオ的には一旦藤巻を応援団から離脱させる事で、団長の役割の重要性をクローズアップさせる狙いがあるのですが、ちょっとご都合主義だと思ってしまったのは、藤巻と健太の両親が出会うと言う下りですかね。
流石にそこまで世の中狭くはないでしょう。

健太の家族に対する葛藤を知り、応援団的にはどんな風に行動するのか。
ある程度想像はつきますが、こう言う展開は好感が持てます。
斉藤が説くところの「団員は家族である」と言う理念と、実際の家族のあり方とが上手に表現されているといいですね。

この物語の隠れたキーマンはやはりサヤオでしょう。
彼女自身は潜入調査を行なっている訳ですが、一見粗暴に見える応援団の中に垣間見る優しさに揺れていると言う役どころな訳で、後半にやるであろう、原教授との戦いに於いての重要な人物になる事が伏線として張られているのがわかります。

基本ベタな物語ですが、こう言うベタな物語は見てて楽しいですね。





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