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若者たち2014
若者たち2014 ♯5
実に難しいテーマを扱ったと思える今回。
超低出生体重児として生まれてくる可能性がある旭と梓の子供と、実際に職場で超低出生体重児を生んだ夫婦の現実を目の当たりにでいるひかりの心境。
確かに旭の言っている事は最も真っ直ぐであり、願わくばそれを支持したいと思うのですが、とは言え、現実問題として、障害を抱えた子を育てるという現実、それ以上に、子供本人が障害を背負って生きていく事を余儀なくされる事に対し、それを強要してしまっても良いのか否か。
冒頭の旭とひかりの戦いはお互いに正義があります。
結局自らの将来ともなり得る存在の中川夫妻の現在を見て、それでも旭は自らが子供を幸せにする事を決意しますが、個人的には中川夫妻のあり方を安易に責める事は出来ないと感じてしまいました。
親は先に死んでしまう訳で、では最大の防波堤になっている親がいなくなった時に、障害を抱えた子供本人はどんな風に生きていけばいいのでしょう?
そんな風に思ってしまいます。
ドラマ故、綺麗にまとめなくてはいけないとは思いますが、最終回までに良い落としどころを見つけてくれる事を願います。
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