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プラスティック・メモリーズ

プラスティック・メモリーズ ♯3

初回のインパクトからすると、前回と今回はちょっと冗長な感じが否めないかな?
まぁ、主人公二人の心情をしっかりと表現しておかないと、今後の展開が雑になってしまうので、物語の下地作りを丁寧にしていると考えれば致し方ないかな?

個人的には、人造人間は生命なのかと言う、大変哲学的な物語を期待しています。
この手の作品はかつても色々作られてきたのですが、各々、解釈が異なっていて考えさせられます。
大体悲劇になりがちなので、今作ではハッピーエンドを期待したいですね。
アンドリューもハートフルではあるけど、やっぱり悲劇だったと思うしなぁ。
ハッピーエンド作品を見てみたい。






プラスティック・メモリーズ

プラスティック・メモリーズ ♯2

今回はアイラにフォーカスしたエピソードだったので、前回程のインパクトはありませんでした。
軸としてはツカサとアイラの恋物語だと思うので、しっかりとそこらへんを語っておかないといけませんからね。

ユーザーからギフティアを回収するのが仕事であるツカサとアイラですが、そのアイラもギフティアである為、彼女の想いをよせていると言う事は即ち、ユーザーが自らのギフティアをツカサたちに渡す際の心情を近い将来に感じざるを得ない現実が待ち構えています。
2000時間と言うと、日数で言うと80日強ってところなので、3ヶ月もない訳です。
そう考えると別れの訪れが非常に近々だと言う事がわかりますね。
これからよりドラマティックな展開が待っているはずなので、引き続き楽しみにしたいと思います。






プラスティック・メモリーズ

プラスティック・メモリーズ ♯1

これはダークホース!!
何気なく録画して観たのですが、もしかすると今期で一番楽しみな作品かもしれない。

限りなく人間に近い機械は、はたして機械なのか生物なのか?
古くは日本で言えばキカイダーなんかもそうでした。
海外で有名な作品だと、ぱっと思いつくのはブレードランナーかな?
一頃に比べて、技術が飛躍的に進歩した現代に於いて、既にAIは身近なものになっています。
iphoneのsiriなんかもそうですね。
このまま進歩して行ったら、或いは、そう遠くない将来に、感情を持つ機械が我々の前に表れるかもしれません。
極めて人間に近い感情を持つ「ソレ」と対峙する我々人間は、いったいどんな心境にあるのでしょう?

プラスティック・メモリーズの世界はテクノロジーも現代とは比べ物にならない位進歩していて、当然、そこへ至るまでの経緯なんかもある訳で、ギフティアとの接し方も徐々に構築されていって、あの様な形に落ち着いたのでしょう。
人間との違いがほとんどない人造人間のギフティア。
ギフティアを家庭に向かいいれる人の思惑は様々なはずで、例えば、子供に恵まれない夫婦の子供としてとか、天涯孤独な人が家族としてとか、或いは、恋人が出来ない人が恋人として等、少なからず自らが好意を寄せる相手として迎えいれているのでしょう。
様々な情がギフティアに向けられている訳ですが、それが既に機械に向けられる感情では無く、一人の人間に向けられるものと違わないと言うのが切ないところです。
又、そんな絆によって繋がれたオーナーとギフティアとを業務として引き離さなければならないツカサらターミナルサービス課の職員にとっても辛い仕事だと言う事がわかります。
又、ツカサが好意を寄せているアイラもギフティアなのですから、彼らにも別れが早い段階で訪れます。
実に切ない物語になると言う事が現段階で容易に想像できる訳です。

作風自体は比較的ライトなので非常に見やすいのですが、扱っているテーマは非常に重く、この重いテーマをどんな風に今後扱っていくのか、大変興味があります。
ひょっとして傑作になるかも?






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